世界で最もオープンで高度なリアルタイム 3D 制作ツール
Nanite や Lumen のようなビジュアル忠実度に次世代の飛躍をもたらし、ワールド全体を動的なものにすることを可能にする革新的な機能を使って、リアルで没入的な素晴らしいインタラクティブ体験に命を吹き込むことができ~うんぬんかんぬん
UnrealEngine公式サイトより(後半以外)
つまりどんなソフト?
UnrealEngineがいろんな事が出来るソフトだってことは分かっている
けれど今は、知識0の未経験者にとって分かりやすく、とっかかりになる説明が欲しい!
UnrealEngineで出来る事
UnrealEngineの作例
ゲーム制作だけでなく、映像制作において殆どのことが出来る
むしろ出来ない事を書いた方がスマートなぐらいです
- モデリング・モーション制作
※座標を動かすアニメーションは可能 - AiやPsdなどを使ったようなグラフィックデザイン
- サウンド制作
知識が無くてもプログラミングが組める「ブループリント」機能
プログラミングというと、1つのファイルに大量のプログラミング言語が敷き詰められている印象がありますよね?
プログラミングの知識が無くてもパネルとパネルを接続するノード形式で組めてしまう機能、それがブループリントです
とはいえ…いくらプログラミング知識が無いからとはいえ…多くのビギナーがブループリントパネルを初めて見たら「何をどうすればいいの?」というと思います
プログラミングの知識はなくとも、ブループリントをどう組むかというものは地道に学んでいかないといけません
シーケンサーでタイムライン編集
ムービー編集ソフトのようなタイムラインパネルを表示させることが出来ます
キーフレーム・カメラワークを設定することが可能です
adobe製品からUnrealEngineに流れてきた人は面食らうかもしれません
1プロジェクト=1ファイルを採用している案件が多い
adobe製品のように作業者ごとでプロジェクトを作成&管理するのではなく、案件で1つのプロジェクトファイルを持つ方式を採用している案件が多い印象です
例えばadobe製品のケースで言うと、誰かにデータを引き継ぐ場合、細かくデータ名・場所を知らせる必要があります
ですが、UnrealEngineの場合、ID名さえわかればUnrealEngineのプロジェクトファイルからアクセスできます
UnrealEngineの作業環境
PC
公式のPC作業環境は下記のとおりです
項目 | 詳細 | 補足 |
---|---|---|
OS | win10 64bit | win7~でも起動可能 |
プロセッサ | Quad-core Intel Intel AMD、 2.5 GHz またはそれ以上のプロセッサ | ※参考までにヨシコフの場合 インテル Core i9-10900K (3.70GHz-5.20GHz/10コア/20スレッド) |
メモリ | 8 GB RAM | 実際ゲーム以前に映像制作で8GBどころは足りない 制作が嫌いになるほど動作が重くなる 30GB以上は積んで欲しい ※参考までにヨシコフは64GB |
GPU | 以下対応のグラフィックカード DirectX 11 DirectX 12 | 無意識にグラフィックボードと呼んでしまっている 公式ではビデオカードを推奨 ※参考までにヨシコフは↓で動いています NVIDIA GeForce RTX 3070 8GB (HDMI x1,DisplayPort x3) |
SSD | 256 GB | |
作業用 仮想メモリ | 2TB | 作業用ドライブはSSD推奨 HDより処理速度が速いため ※その代わり割高 ※ヨシコフは事前知識及ばずSSDではなくHD |
料金 | 参考までにヨシコフは約30万円 |
パソコンはBTOパソコン(受注生産PC 「Build To Order」の略)推奨します
そして購入先はBTOパソコン専用サイトがおすすめです
用途に応じて絞り込み選択&検索ができるので、必要な機能を持ったPCを注文しやすいです
いざという時、修理サービスも行っていて安心サポート付
モニター
モニターは高性能に越したことはないですが、これから購入するのであれば下記がマストかと思います
- 4kモニター
PCゲーム・コンシューマーゲーム・映画 を想定 - デュアル(2台)推奨
左のモニターでプレビューを、右のモニターで作業パネルを(ブループリント・シーケンサー・アニメーションパネルなど)
一番凝るのはメインモニター
- 4K(27インチ~34インチ)ぐらい
- モニターが大きいので配置スペース確保
- 大きくて配置できない場合を考えて、アーム対応できる、スタンド部分の取り外しが可能なタイプ
- ワイド・曲面型である必要なし(実務をしてみて思ったこと)
- DisplayPort(モニターとPCをつなぐケーブル) 対応
※8Kまで出力可能の為
メインモニターはBTOパソコンショップより、AmazonなどのECサイトの方が種類の多さを感じました
上記を踏まえて、メインモニターにオススメの商品は下記
サブモニターの役割は作業が楽になる事なので、安価なもので十分です
- 24インチ前後ぐらい
- 配置できない事を考えて、アーム対応できる、スタンド部分の取り外しが可能なタイプ
- ワイド・曲面型である必要なし(グラフィック確認ではないので凝る必要なし)
この条件の中でいながら高価すぎない下記モニターをご紹介します
- プレビュー
- 作業パネル(ブループリント・シーケンサー・アニメーションパネルなど)
- 資料作成・閲覧
この時に必要なのは、3つモニターを置けるだけの十分なスペースorアームですね
今の自分には必要ないかな
UnrealEngineの使用料金
- タイトル収入100万米ドルまで使用料無料
- タイトル収入100万米ドル以上から5%徴収
太っ腹!
UnrealEngineに向いてる人・向いていない人
UnrealEngineに向いてる人
- プログラミングの知識があっても、文字起こしは苦手だった人
- 仕組みづくりが楽しい人
- 絵作りが苦痛でない人
- デバックのような細かい原因探しが苦痛じゃない人
- 突破力・質問力がある人
わざわざ苦痛じゃない人と表現するのは、「好きを仕事に」という麻薬表現から目を覚ますため
そして、世の中苦痛じゃない事が天職ということに気づいていない人が多いため
どれか一つでも当てはまっていればOKだと思う!
UnrealEngineに向いていない人
- 細かいことが苦手で短気な人
- UnrealEngine起動に必要な機材の初期投資額を怖く感じてしまう人(約40万円)
- 受身な人
副業で流行っている動画編集のように、初期投資を小さくして稼ぐ!UnrealEngineは大きく稼がなければ無料だし、儲けられる…
なんて思っている人は、初期投資額で打ちひしがれるでしょう
Adobe製品ほどノウハウも溜まっていないので、自分で情報を取りに行く突破力・質問力も必要になってきます
そこで邪険にされたり、聞いてもわからなかったりとフラストレーションが溜まる事ももちろんあるでしょう
ノーペイン・ノーゲイン
まとめ:「無料」なのに凄い画が出来るソフト しかし作業環境を渋ると大ダメージ
使いこなせるかもわからない多機能なソフト。無料で使用して良いのですか⁉
儲けが出たらしっかりEPIC社に還元しましょう💰
ヨシコフが紹介したものでざっと総額40万近く⁉💰
とはいえ作業環境を怠ると、操作が重くて・複雑で制作が嫌いになってしまうことでしょう…
UnrealEngineが無料とはいえ小さく始めるのには適していないツールだと思います
UnrealEngineに限らず映像制作は機材にそコストがかかるので、オススメ副業に含めないで欲しいです💦
YouTubeや参考書籍など日本語のUnrealEngineのノウハウが出るようになった一方で、案件としてデータをセットアップする知識の方が難しそう💦
1プロジェクト=1ファイルの環境にするための設定なんかは、実際難しいと思う!
本記事は私自身がレベルアップするにつれて、どんどん最新情報に更新していきたいです!
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